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子育てカウンセリングについて

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こんにちは

ルリアンのカウンセラー、砂田です。

子育て中のご家族とお子様本人へのカウンセリングを通して子育ての悩みを解消し、より良い親子関係を築くお手伝いをさせていただいています。

ほんの少しお母さまやお父さまがご自身のお子様への視点と接し方を変えるだけで、お子様とのよりよい親子関係を築いていっていただける方法をお伝えいたします。

ひと言で親子関係と言ってもご家庭ごとに違っていて当たり前です。

しかしより良い親子関係を築くのにはあるいくつかのことを実践していくことや、それを習慣にしていくことで状況が好転していくのをご存じだったでしょうか?

 それでは、より良い親子関係を築くためにぜひ実践していただきたいことをこれからお伝えしたいと思います。

まず「わが子を全面的に受け入れる」ということです。

子どもにとって最初に築く人間関係は親との関係です。最初に築く親との関係が良好であればあるほど、人への信頼感が育ちます。子どもと親の信頼感が育つと、「人を信じていいんだ」という認識が持てるようになります。何事にも自信が持てるだけでなく、安心して人を信頼できる子どもは生涯、誰とでも良好な人間関係が築けるのです。家庭はひとりの人間の生き方を作る土台のようなものです。

そのためには、そのままのわが子を全面的に受け入れる気持ちをもって子どもに接することが一番の近道です。

「そうは言っても危ないことや人を傷つけることをしたらどう声をかけたらいいの?」と思われるでしょう。もちろん子ども自身がけがをしそうなとき、人に暴言を言ったときなどはすぐにやめさせてください。その場は即座にやめさせるために多少は強い口調になってしまうかもしれません。

ただ時間をおいてなぜそんなことをしたのか?なぜ人にそんな言い方をしたのか?問い詰めるのではなく、子どもの本当の思いを知るために静かに耳を傾けてください。

時間を作ってしっかりと子どものことばに耳を傾けると、必ず見えてくることがあるものです。

そして「思いを聞いてもらえた」という認識が持てれば、子どもは本来その人に全幅の信頼を寄せるものです。

思いを聞くことはその子どもの言い分を一旦は引き受け、受け入れたということです。

そして二つ目は「親の愛情をしっかりと表現し伝える」ということです。

親は子どもを愛しているのは当たり前、言わなくても子どもに思いは伝わる、というのでは大人の気持ちを読み取りにくく人生経験の少ない子どもにはわかりにくいことが多いようです。

子どもに対しては、「あなたのことをいつも思っているから何でも話してね」と子どもへの愛情や思いをしっかりと表現してあげることで子どもは親に愛されている実感を持てて、安心して気持ちを話すようになります。

三つめは「ほめる」ことです。

よく褒められる子は自己肯定感が育ち、運動・勉強・イベント参加などなんでも「面白そう」「やってみたい」と積極的に取り組む姿勢が持てるものです。

そのような前向きな姿勢で物事に取り組む子どもには気がつけば、周りにたくさんの友達が集まってきます。「楽しそう」「一緒にやってみたい」と人が集まってくるのです。

そのような子どもはますます友達から頼られ、本人もポジティブな気持ちを保ちながら物事に取り組んでいけるのです。

以上のようにお父さまお母さまがお子様を全面的に受け入れ、またその気持ちをわかる言葉で伝え、ほめる習慣を持ち続けることで、お子様とのよりよい親子関係を築くことができ、お互いの人生が豊かになっていくのです。